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「おすすめの英語勉強法、何かないかな?」
「英語の勉強って、何をどうしたらいいんだろう……」

そんな疑問を解決する方法が、この「aoi blog」には詰まっています。

私の英語学習法をもっと多くの方に届けるため、知識と技術をここにまとめました!!

このページを読めば、英語の勉強法について次のことがわかりますよ。

  • いまのあなたがやるべき英語勉強法
  • おすすめできない「NG勉強法」
  • 英語学習を継続するには

「aoi blog」を読んで少しでも英語学習に活かせたら私も嬉しいです^^どうぞご覧ください!

おすすめの英語勉強法はあなたのレベルで変わる!

「英語がうまくなりたい! どんな勉強法をすればいいんだろう……」

効果的な英語の勉強法を知るために、まずはあなたの「現状」を確認しましょう♩

いまの英語力によって、取り組むべき勉強法が変わるためです。

英語習得の過程は複雑ですが、簡単に9個のフェーズに分けてみました。

0:初めて学ぶ/以前に学んだけれど、ほとんど覚えていない
1:英文を読むとき、ひとつひとつの単語を日本語に訳している
2:英文は読めるけれど、聞き取れない
3:英語は聞き取れるけれど、内容をあまり理解できない
4:英語を聞き取って内容を理解できるけれど、すぐに忘れる
5:リーディング&リスニングはできるものの、ライティング&スピーキングが不十分
6:ライティング&スピーキングを正確にできるものの、時間がかかる
7:ライティング&スピーキングは正確かつ流暢だが、ビジネスレベルに洗練されていない
8:TPOにふさわしく、流暢なライティング&スピーキングができる

自分の英語レベルを確認できたら、それに合う勉強法を見てみましょう!

初心者におすすめの英語勉強法

「中学校の英語の授業で習ったこと、ほとんど覚えてない……」
「英語は昔から苦手で、どう勉強したらいいのか……」

そんなあなたに必要な勉強法は、基本の文法と単語を学習し、英語の基礎を固めることです。

「英語をぺらぺら話せるようになりたいから、会話の練習をしたいな!」

そう思うかもしれませんが、英語学習には「効率のいい順番」があります。シンプルな英文を読むのが難しい段階であれば、基本的な単語と文法を中心に学習するのが、長い目で見れば最も効果的な英語勉強法なのです。

英語のスキミングで長文を速く読むための “本当に役に立つ” 3つのコツ

単語

まずは単語。中学校レベルの英文をスムーズに理解できるようになるため、最頻出の英単語を1,000語程度覚えましょう。

市販の単語帳を使うのが、おすすめの勉強法です。

20〜50個程度の単語を1セットにし、1日に5周しましょう。

1周めは英語音声を聞き、自分でも発音しながら、英単語と日本語訳を見てください。

2周め以降は、英単語を見ながら発音し、意味を思い出せるかテストします。翌日は、前日に学んだ範囲を復習し、新たな範囲を学習しましょう。

学生時代、単語テスト前の暗記は憂鬱だったかもしれませんが、最新の学習科学や単語学習研究の知見を応用したやり方なら、無理なく楽に身につきますよ。

文法

中学レベルの基礎的な英文法を復習しましょう。中学校で習う英文法で、日常会話の8割程度をカバーできると言われています。

「英文法はどうしても苦手で……」という方も、ご安心ください。学校で習ったようにルールを丸暗記するのではなく、「なぜそのようになるのか」「ネイティブの気持ちや感覚はどうなっているのか」を理解しようとする、「認知文法」というアプローチがあります。

中級者におすすめの英語勉強法

英語中級者には、リーディングとリスニングを重点的に鍛える勉強法がおすすめ。英語中級者とは、次のような人です。

  • リーディング:簡単な英語をゆっくり読める
  • リスニング:はっきりした発音・ゆっくりのスピードならある程度理解できる

「読める英語」じゃなくて「話せる英語」を勉強したいのに、という方も、リーディング・リスニングというインプット学習に重点をおいてください。その理由は、「理解できないことは話せない」から。

たとえば、読めない漢字を書くことはできませんよね。それと同様に、英語で読んでもわからないことを英語で話すことはできないのです。

ですので、英語初心者を脱したら、リーディングとリスニングを中心に学習しましょう。

リーディング

ある程度の単語と文法を身につければ、英語の文章をゆっくり読めるはず。しかし、リーディングのテストを時間内に解き終わったり、仕事に必要な文書を英語で読みこなしたりするには、「素早さ」も必要です。

素早いリーディングを妨げる大きな要因が「返り読み」。英文を前から順番に読んで理解していくのではなく、最後まで目を通してから文の頭や途中に戻る読み方です。

主語と述語の整った日本語に訳しながら英文を読もうとすると、返り読みになってしまいます。最初から最後まで英文を一直線に読むのではなく、行ったり来たりするため、どうしても時間がかかってしまうのです。

返り読みを克服し、英語のリーディングスピードを上げるには、どのような勉強法が必要なのでしょうか? 効果的なトレーニングは「チャンクリーディング」です。

チャンクとは、意味のかたまりのこと。1つの英文を複数のチャンクに分割し、チャンクごとに読むのがチャンクリーディングです。

たとえば “It has been the honor of my life to serve you.” という英文は、次のようなチャンクに分けられます。

It has been the honor /
of my life /
to serve you. //

単語ひとつひとつを訳すのではなく、1文全体を訳そうとするのでもなく、チャンクで理解しようとするのがチャンクリーディング。この勉強法を繰り返すうちに、返り読みのクセがとれ、英語リーディングのスピードが速くなりますよ。

以下の記事では、英語のリーディング力を高める勉強法を詳しくご紹介しています。リーディングスピードを上げたい、正確に読めるようになりたいという方は、ぜひお読みください。

「英語を読むのが遅い人」が知らないリーディングのコツ。厄介な “返り読み” のクセ、どうすれば防げる?

リスニング

英文を速く読めるようになったら、リスニング力の強化に重点を置きましょう!

英語のリスニングがうまくいかない理由は、主に3つあります。

  1. 単語・文法の知識が足りない
  2. 単語・文法の知識はあるが、音を聞き取れない
  3. 音は聞き取れるが、処理しきれていない

英語のリスニングがうまくいっていない理由に応じて、次のような勉強法が有効です。

  1. 中学・高校レベルの単語と文法を学ぶ
  2. 「音声変化」を学び、発音練習をする
  3. 「チャンクリーディング」を実践する
英語リスニングのコツ(初級編) 英語の耳を作るための初心者向けトレーニング

上級者におすすめの英語勉強法

リーディングとリスニングにある程度の自信がもてるようになった英語上級者には、ライティングとスピーキングを重点的に鍛える勉強法が効果的です。

ライティングとスピーキングは、どちらもアウトプット。アウトプットの練習をするときは、次の3つのうちどれを重視するか意識しましょう。

  1. 正確性:語彙や文法を正しく使いこなせる
  2. 流暢性:素早く大量にアウトプットできる
  3. 複雑さ:関係代名詞や分詞構文の表現を使いこなせる

もちろんどれも重要なのですが、「正確にアウトプットしよう」と意識すれば、どうしても流暢さが落ちてしまいます。最終的には高いレベルでバランスをとることを目標にしつつ、英語学習の過程では、3つのうちどれを鍛えるか意識してトレーニングしてください。

ライティング

ライティングの勉強法としておすすめなのが、英語で日記を書くこと。1日5〜10分でいいので、毎日書くことを習慣にしてみましょう。

「今日は仕事で○○した」と英語で書こうとするだけでも、自分の知らない単語や表現があることに気づくはず。そうして調べることによって、新たな知識を習得できるのです。

正確な英文を書けるようになるには「フィードバック」が大事です。

書いた文が合っているかどうかを自分で判断するのは難しいもの。誰かに添削してもらうのが理想的です。

スピーキング

仕事で英語を使うなら、一番気になるのがスピーキング力です。聞き取りやすい発音を心がけるのはもちろん、論理をわかりやすく展開する必要があります。

あなたの英語レベルに関係なく、「コミュニケーション・ストラテジー」も学んでおくと、スムーズなコミュニケーションに役立ちますよ。英会話でのピンチを上手に切り抜けられるようになります。

英語のスピーキング力を効率よく伸ばせる勉強法

初心者におすすめできない英語勉強法

習熟度別・おすすめの英語勉強法をご紹介しました。もちろん反対に、おすすめできない「NG勉強法」もあります。

特に初心者の場合、やってほしくないのは次の3つです。

  1. いきなり英会話の練習をする
  2. 学習法をフィーリングで決める
  3. 日本人講師を嫌がり、ネイティブスピーカーにこだわる
全然伸びていかない「残念な英語学習者」がやりがちな4つのこと。

英語学習を継続するには

英語を身につけるには、少しずつでも毎日続けることが大切です。そのため、モチベーション(やる気)に頼るのはおすすめできません。

なぜなら、モチベーションの強さは日々変わるから。人間である以上、そこは仕方ありません。

そのため、英語学習の継続をモチベーションに頼っては、

「今日はモチベーションがあったから、英語を勉強できた!」
「今日はあまりモチベーションがなかったから、勉強できなかったな」

となり、いずれは挫折につながります。必要なのは、勉強する/しないをモチベーションの有無で決めず、生活の一部に勉強を組み込み「習慣化」することです。

「英語の勉強が続かない」悩みを解決する8つのコツ

英語勉強法のQ&A

あなたが知りたかった英語勉強法の情報は手に入りましたか? ここからも、英語学習のFAQに回答していきます。

英語の勉強は独学でも大丈夫?

「独学」とは、先生につかず、誰にも教わらず、教材を使って一人で学ぶこと。授業料がかからないのがメリットである一方、誰からもアドバイスを受けられないのが致命的なデメリットです。

英語を独学する場合、間違った勉強方法をしていても、誰も指摘してくれません。また、自分で自分の弱点はわかっても、その原因まで分析し、最適な解決方法を導き出せる人は多くないでしょう。

いくら授業料がかからないとはいえ、独学だけでは目標をなかなか達成できないどころか、むしろ目標から遠ざかってしまう可能性もあります。

英語の学習方法がよくわからない方はもちろん、独学に行き詰まりを感じている方こそ、専門知識のあるパーソナルトレーナーにつくのが有効です。専門家の提示するスケジュール・アドバイス通りに学習すれば、着実に実力がつくので安心できますし、自分では気づけなかった課題を発見してもらえるかもしれませんよ。

ビジネス英語の勉強法は?

いわゆる「ビジネス英語」とは、ビジネスシーンで必要とされる英語スキルの総称です。特に会議や商談、プレゼンテーションといった場で英語を使いこなし、ビジネスを成功させたいという人は多いのではないでしょうか。

英語を使うビジネスシーンで成功を収めるには、4つのスキルが必要です。

  1. 説明スキル
  2. 要約スキル
  3. 説得スキル
  4. 会話スキル

どれもアウトプットのスキルですね。どうやって鍛えればいいのでしょうか?

たとえば、商談やプレゼンテーションで必要な「説得スキル」を身につけるには、話すときに「意見」と「理由」をセットにする習慣づけが有効です。英語圏では「〜だと思います。〜だからです」と意見+理由で話すことが非常に多いのに対し、日本人の多くはこのようなコミュケーション形式に慣れていません。

とはいえ、ビジネス英語力を鍛えるには、アウトプットの練習だけすればいいわけではありません。インプットしていない知識をアウトプットすることはできないため、語彙・文法の学習や、リスニング・リーディングのスキルアップにも多くの時間を割きましょう。

おすすめの英語勉強アプリは?

私たちが英語学習のために開発したアプリケーションをふたつ紹介します。

「ListeningHacker Pro」(iOSAndroid)は、リスニングを短期間で伸ばすのに有効なトレーニングができるアプリケーションです。英語が聞き取れない原因のひとつ「音声変化」のルールを手軽にマスターできます。

たとえば、ネイティブは ”Get it.” を「ゲットイット」ではなく「ゲリッ」のように発音しますよね。このような音声の変化は、大きく分けて6パターンあります。

6パターンの変化がどのようなときに起きるか、具体的にどう変わるかをトレーニングで身につけるのが「ListeningHacker Pro」です。音声変化を修得すれば、リスニング力だけでなく、スピーキングでの発音も向上します。

TOEICの勉強法は?

TOEICで高得点をとりたい場合も、現状の英語レベルによって勉強法が変わります。TOEIC L&Rのスコアが500点未満なら、TOEIC対策というよりは基礎的な単語と文法を覚える必要がありますし、リーディング問題を時間内に終えられないなら、読む速さを上げるトレーニングが必要です。

他記事でご紹介します◎

映画を使った英語の勉強法はある?

映画や海外ドラマを使った英語学習は、楽しく続けやすいとはいえ、上級者向きです。聞き取りの練習というより、文法の使われ方や未知の言い回しを学ぶ目的で視聴しましょう。

おすすめは、英語字幕を表示させ、セリフを覚えてしまうくらい同じものを何度も見ること。

見終わったらスクリプトを確認し、視聴中は気づかなかったことについてメモをとっておきましょう。

音読練習はしたほうがいい?

音読は、さまざまな効果が期待できるので、ぜひやってください。リーディングスピードの向上、リスニング力アップ、語彙や文法知識の定着などに効果があると言われており、とてもお得な学習方法なのです。

一番の英語勉強法は、やっぱり留学?

語学学習の手段として、留学はよく挙げられますね。長期の留学であれば、数か月から数年ものあいだ毎日、外国語を自然と大量にインプットし、アウトプットの機会も多いですから、上達しやすいと考えられます。

ただ、初心者レベルでいきなり留学しても、限られた期間では効率的に英語力が伸びないことが多いのです。

基礎的な単語・文法を習得していない状態では、相手の話を聞き取ることは困難です。話したいことがあったとしても、単語を十分に知らない状態では何も口から出てきません。

つまり、基礎ができていない状態で留学しても、インプットもアウトプットもままならないのです。留学先で英語をより効果的に上達させたいなら、まず日本で単語と文法を勉強し、リーディング・リスニングの練習をしておきましょう。

洋楽を使った英語の勉強法はある?

もちろん、洋楽を聴くことも英語の勉強になります。

英語には、特定の条件で単語の読み方が変わる「音声変化」があります。たとえば、”Let it go!” は「レット・イット・ゴウ」ではなく「レリゴウ」と言いますよね。

洋楽を聴くことで、音声変化に親しめます。音声変化について学んだあと、興味のある洋楽を聞き、「どこで音声変化が起こっているかな?」と意識して探してみましょう。

朝活として英語学習をやろうと思う。おすすめの英語勉強法は?

英語学習を習慣にするのはすばらしいですね。15〜30分程度でいいので、朝活の時間をとってみましょう。

30分未満でも、こんなにいろいろな英語学習ができます。

  • 「TED」でプレゼンテーション動画を1本見る
  • 英語学習アプリを利用する
  • 単語帳をめくる
  • 海外ドラマを1話見る
  • 英文を音読する
  • 洋書を読む

朝に集中してやるだけでなく、1回10分〜20分のちょっとしたスキマ時間にも、英語学習を取り入れてみてください。1日のうちに何度も発生するスキマ時間を足し合わせれば、毎日1時間以上もの勉強時間を確保できます。

おすすめの文法書はある?

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「受動態」「使役動詞」「不可算名詞」といったさまざまなテーマについて、「どうしてこうなるんだろう?」という素朴な疑問を、認知文法の観点から解説しています。認知文法とは、「ネイティブスピーカーはどんな気持ちで世界を見ているか」という観点から解釈する文法です。

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